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埼玉県

「eポートフォリオ」 公立高で実証実験へ

活動を記録するアプリのイメージ画像=埼玉県教育局提供

 高校生が部活動やボランティアなど校内外での活動を電子データで記録する「eポートフォリオ」(デジタル学習記録)が2020年度の大学入試から用いられる。埼玉県教育局は東京大、理化学研究所と共同研究し、スマートフォンのアプリから生徒が活動記録を入力し、安全に運用できるeポートフォリオの運用方法を考案。10月中旬から希望する公立高で実証実験を行う。

     eポートフォリオは部活動や留学経験、資格などの活動を記録し、生徒の主体性を評価することが狙い。eポートフォリオに生徒が記入した内容を担任が確認し、調査書に反映させることが想定されている。今年度に入学した現高校1年が入試を迎える20年度から導入される。

     県教育局によると、昨年度まで校内外での活動については、生徒らが学期末に紙で記入。今年度からはパソコンルームで決められた時間にエクセルシートなどに入力してきた。同局の担当者は「アプリの導入で生徒が時間や場所を限られずに主体的に活動記録を入力できる」と期待する。

     eポートフォリオには生徒の個人情報を取り扱うため、高い安全性が求められる。生徒が自ら活動を記録できる仕組みでは、文部科学省が委託事業で作成した「JAPAN e-ポートフォリオ」があるが、eポートフォリオに蓄積された生徒の記録を調査票に反映する際にはeポートフォリオから別のシステムにコピーする必要があるため、情報漏えいや写し間違いをする可能性があった。

     今回同局が運用するシステムは、教員が成績や出欠を管理する情報システム「校務系システム」と連動。教員が別システムに記録をコピーする必要がないため、写し間違いなどの心配がない。同局によると、校務系システムと連動したeポートフォリオは全国的にも初めてという。同局は実証実験の結果を踏まえて来年度から希望する公立校での運用を目指す。【中川友希】

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