特集

旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

特集一覧

旧優生保護法

「私たちの体 返して」 強制不妊の50年、手話演劇で描く 国賠提訴、夫婦2組の物語 /兵庫

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
提訴直前に上演された手話演劇「沈黙の50年」=神戸市中央区で、反橋希美撮影
提訴直前に上演された手話演劇「沈黙の50年」=神戸市中央区で、反橋希美撮影

 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術や人工妊娠中絶を強いられたとして、神戸地裁に国家賠償請求訴訟を起こした県内の夫婦2組の体験を基にした手話演劇「沈黙の50年」が提訴直前の9月下旬、神戸市内で披露された。聴覚障害のある俳優4人が手話を使って夫婦の心情を表現。「私たちの体を返して」という悲痛な訴えに、原告夫婦と約320人の参加者らが見入った。【反橋希美】

 神戸市で聴覚障害者のために福祉施設の充実を求めるグループが主催。国連の「手話言語の国際デー」(9月23日)に合わせて「旧優生保護法の問題を分かりやすく伝えたい」と企画した。劇作家や演出家としても活躍する「オフィス風の器」主宰の庄崎隆志さん(56)ら横浜市在住の2人と、岐阜市在住の2人の俳優が出演した。

この記事は有料記事です。

残り384文字(全文718文字)

【旧優生保護法を問う】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集