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高齢者の製品事故防ぐには

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 高齢者が介護ベッドや電動車いす、ガスこんろなど身近な製品を利用する際、身体能力の低下に伴い、事故が起こりがちだ。経済産業省所管の独立行政法人「製品評価技術基盤機構」(NITE=ナイト、東京都)が9月に発表した高齢者の製品事故のデータから、防止のポイントを紹介する。

 「製品を販売する事業者が使用方法をきちんと説明し、消費者側も購入の際にしっかりと確かめることが大切」と話すのは、NITEの製品安全センター・リスク評価広報課の柿原敬子課長。消費者には敬遠されがちだが「製品に添付された取扱説明書をじっくり読むことが、事故防止に有効」と呼びかける。特に高齢者について「体力の過信や、長年使ってきた製品への慣れからの油断が事故につながる」と危機感を持つ。

 NITEは、消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された事例や、ヒヤリハット情報(被害なし)を集計。2013~17年度の5年間に集めた製品事故の事例のうち、被害者の年齢が判明した事故は4302件あった。うち、65歳以上の人が被害に遭った事故を見ると1237件あり、29%を占めた。また、173件の死亡事故があり、うち、被害者が65歳以上の事故は125件…

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