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気象専門家

なぜ今年は「非常に強い」台風、上陸するのか

強風で倒壊した飲食店=東京都杉並区で2018年10月1日午前6時44分、渡部直樹撮影

 9月初旬の台風21号に続き、非常に強い勢力の台風が1年に複数上陸する異例の状況に、専門家は太平洋高気圧の張り出し具合と、台風の勢力を保つ海水温の高さを条件として挙げる。地球温暖化に伴い、非常に強い勢力のまま本州、四国などまで到達する台風は、今後も増加すると指摘する。

 今年の台風の発生数は1日現在で25個。およそ半数が日本に接近し、5個が上陸した。名古屋大の坪木和久教授(気象学)によると、10個が上陸した2004年に状況が似ているという。この年は10月に甚大な台風被害が相次いだ。進路を決める太平洋高気圧の縁が日本列島に迫るように張り出しており、台風が日本列島に沿って北上する気圧配置が共通する。勢力を保つのに十分な海水温も維持されているという。

 一方、地球温暖化に伴って大気も海水温も上昇傾向にあり、非常に強い勢力のまま北上しやすい環境になりつつある。

 坪木教授は「太平洋高気圧の縁が平年よりやや東側にあり、中国やフィリピンなどに進行する台風が少なく、多くが日本に接近している。25号も24号と同じような勢力で日本に近づく可能性がある。10月も引き続き警戒が必要だ」と話す。【渡辺諒】

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