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台風24号

「遅刻に」「電車乗れない」週明け首都圏混乱

入場規制がかかり混雑するJR三鷹駅の改札口=2018年10月1日午前9時8分、渡部直樹撮影

 台風24号が通過した1日朝、首都圏の鉄道ダイヤは大きく混乱した。ほぼ通常通りの運行を予定していたJR東日本は設備点検などのため始発から運行することはできず、一部の駅で入場制限を掛けるなど、週明けの通勤客に大きな影響を与えた。

 JR新宿駅は、構内が身動きが取れないほどごった返していた。大混雑するホームは入場が規制され、押し出された女性客らの悲鳴が上がった。川崎市の会社員、松本寛大(のぶひろ)さん(24)は「構内や車内はかなり混み合っていて、押し合いになって目の前で乗客数十人がドミノ倒しのように倒れた」と話した。

 「まさかこんな状況になるとは予想していなかった」。出勤途中の東京都北区の会社員、大橋研一郎さん(28)は、駅前の路上に座り込んでいた。「ラジオで山手線は動いていると聞いたけど、人が多すぎてホームまでたどり着けない」と途方に暮れた。

 東京都三鷹市のJR三鷹駅は午前7時半ごろから入場規制が始まった。大学1年、高田綾菜さん(18)は「三鷹駅なら電車に乗れるかと思って最寄り駅からバスに乗って来たが、ここまで混雑しているとは。もう1限目には間に合わないので、落ち着くまで待ちます」とあきらめた様子だった。

 東海道新幹線も安全確認が長引き、東京駅午前6時発ののぞみの始発が約1時間遅れで出発した。新幹線の乗り換え口は、時刻表を見上げ途方に暮れる人や、駅員に到着時間を尋ねる人でごった返した。会社の内定式に出席するために新神戸駅に向かう予定だった千葉県市川市の大学生、松本かなみさん(22)は「台風の影響を考えて早めの券を買っていたが、間に合うか分からない。友人と相談します」と困り顔だった。

 首都圏の主要駅でも大勢の人が影響を受けた。JR横浜駅は午前6時10分ごろから一部で運転再開したが、電車を待つ長い列ができた。高校2年の女子生徒(17)は「今日から東北に修学旅行に行くのに。学校からも連絡がないので友達と会って相談する」と不安そう。総武線快速などが運休し、改札前に人だかりができていたJR千葉駅では、札幌市に帰省予定という女性(51)が「成田空港に行くつもりだが、飛行機に間に合うか心配だ」と困惑した。JR大宮駅では、さいたま市北区の会社員、村岡竜也さん(35)が「朝から通常通り運行すると思っていた。始発から動くのか、運休なのか、情報が錯綜(さくそう)して困った」と話していた。【まとめ・伊藤直孝】

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