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クローズアップ2018

本庶氏ノーベル賞(その2止) 薬価高額化、議論に 広がる免疫療法薬

 本庶氏の「PD-1分子」の発見が生み出した新タイプの抗がん剤「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)は、効果が十分でないと考えられてきたがんの免疫療法への見方を一変させた。一方で、その価格の高さが注目され、増え続ける医療費の抑制策の議論の中で、高額薬問題の象徴となった。

 オプジーボは2014年9月に皮膚がんの一種、悪性黒色腫を対象に発売されたが、患者は少なく、大きな問題にはならなかった。しかし15年12月に患者数の多い肺がんの一部にも使えるようになると、患者1人当たり年間3500万円かかる高額さが学会で取り上げられ、厚生労働省の審議会でも議論されるようになった。

 この結果、オプジーボやC型肝炎治療薬などの高額薬は16~17年に薬価が大幅に引き下げられた。悪性黒色腫の薬として発売された当時の約4分の1に来月からなる。厚労省は高額薬について、19年度から費用対効果を反映させて薬価を決める。21年度からは2年ごとの薬価の改定を毎年実施する方針だ。

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