インドネシア地震

一緒に逃げれば… 海沿いで式典、津波直撃 パル

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地震発生当時、市制40年を祝う式典が開かれていた広場。奥には崩壊した鉄骨製の大橋が見える=インドネシア・スラウェシ島パル市で1日
地震発生当時、市制40年を祝う式典が開かれていた広場。奥には崩壊した鉄骨製の大橋が見える=インドネシア・スラウェシ島パル市で1日

 【パル(インドネシア・スラウェシ島)武内彩】9月28日にインドネシア・スラウェシ島中部で発生した大地震と津波で大きな被害を受けたパル市は1日、寸断されていた道路も復旧し、行方不明者の捜索や救助作業が本格化した。海岸沿いには多くの人が出て、家族や知人を捜し歩いた。

 地震が起きた28日午後6時(日本時間同7時)ごろ、海沿いの広場ではパル市制40年を祝う式典が開かれていた。「津波警報が出ていたなんて知らなかった。周りにいた人はみんな地震におびえ、その場に座り込んだ」。発生時に広場で妻と飲み物の屋台を出していたアルジュナさん(48)が振り返った。

 いつも一緒だった妻は、その瞬間から行方が分からない。知人と立ち話をするため、少し離れたところを地震と津波に襲われた。

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