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どうぶつ

野生シカ増加、人里近くにも

ホンシュウジカの角は樹木などで削られ、先端は鋭くとがっている=東武動物公園で2018年9月19日、梅田啓祐撮影

 秋を象徴する動物として古くから親しまれてきたシカ。北海道から沖縄まで広く分布し、おとなしい印象もついて回る野生動物だ。主に本州に生息するニホンジカに注目してみた。

 ●角の「見た目」重要

 ニホンジカを飼育している東武動物公園(埼玉県宮代町)を訪れた。園内のシカゾーンに体を横たえたホンシュウジカのクロマツ(雄)は、つぶらな瞳に茶色の毛並みを持ち、長く枝分かれした雄特有の頭の角がたくましい。「繁殖期の秋には雄同士が角を突き合わせるので、非常に硬くて鋭い」と、飼育係の大西秀弘さん(47)は説明する。角は毎年春になると落ち、新しい角に生え変わる。シカにとっては「見た目」も重要で、鳥のとさかやライオンのたてがみのように立派であればあるほど雄として優れているそうだ。

 国内に生息するニホンジカはエゾシカ、ツシマジカなど7亜種がいる。中でも本州で暮らすホンシュウジカは、奈良市の奈良公園周辺や広島県の宮島で、“顔”としてもおなじみだ。人懐っこい印象があるが、基本的には臆病な動物。東武動物公園の飼育係、村上夏実さん(25)によると、「野生のシカは人を見れば怖がって逃げる。動物園のシカは人に慣れていて繁殖期には気を立てて突進してくることもあるので気をつけている」と話す…

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