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たしなみの文化考

文化人、識者らの趣味・嗜好(しこう)を紹介しながら本業との相関や豊かな生き方を探ります。

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/17 久保利明王将のゴルフ 「戦い抜ける」心身づくりに

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ゴルフの練習をする久保利明王将。まなざしは将棋と同様、真剣そのもの=大阪府吹田市で、山崎一輝撮影
ゴルフの練習をする久保利明王将。まなざしは将棋と同様、真剣そのもの=大阪府吹田市で、山崎一輝撮影

 <くらしナビ・カルチャー>

防衛果たし新調のクラブで 未知の人との出会いも刺激

 将棋の久保利明王将(43)は対局の合間を縫ってゴルフで汗を流す。「将棋もゴルフもミスをしたら全部自分の責任だし、他人の協力を得られない孤独な戦いである点も似ている」。トップ棋士は、将棋盤を離れても勝負の世界に身を置き、鍛錬している。

 9月中旬、久保王将は大阪府吹田市のゴルフ練習場に赴いた。手に握るのは、今年3月に果たした王将戦の防衛に合わせて新調したというドライバー。長いシャフトをしならせるように大きく振って、力強い打球音を響かせる。「ボールを遠くまで飛ばせる。それが一番の魅力ですね」。青空に向かって飛んでいく白い球体を笑顔で見送った。

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