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大岡信と戦後日本

/7 詩壇の真ん中へ 批評家としての登場

 1954~55年に『戦後詩人全集』(全5巻)を出版したのは、伊達得夫(20~61年)が社主の書肆(しょし)ユリイカである。後に雑誌『ユリイカ』(第1次、56~61年)を刊行した戦後詩史上の伝説的な出版社だ。大岡信(まこと)にとっても、同全集第1巻への作品収録だけでなく、第1詩集『記憶と現在』と初めの二つの評論集の版元となるなど関わりが深かった。伊達が40歳で早世した際、大岡は真情あふれる詩をささげている。

 <会話の柴(しば)が燃えつきて/ぼくらがひっそり夜の中で黙ったとき/ひとりの男が荘厳な死体となって…

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