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改造内閣の課題 立命館大客員教授・藪中三十二氏/政策研究大学院大教授・竹中治堅氏

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 第4次安倍改造内閣が2日に発足した。安倍晋三首相は骨格を維持しつつ、12人の初入閣組を内閣に迎えた。新たな陣容で取り組むべき内政、外交の課題は何か。専門家に聞いた。

アジアとの共生図れ 立命館大客員教授(元外務次官、国際関係論) 藪中三十二(やぶなか・みとじ)氏

 トランプ米大統領は多角的な自由貿易体制に挑戦し、北大西洋条約機構(NATO)の重要性に疑問を投げかけるなど戦後の国際秩序を壊そうとしている。世界的にもグローバル化に反発する動きがある。今まで通りの「日米同盟関係が全て」という取り組みではダメな時代に入った。その基本認識の上に、アジアとの共生を図り、東アジアでの平和体制構築の先頭に立つ心意気で取り組んでほしい。

 日本は東南アジアなど多くの国々の信頼を受けている。日中関係も正常化に向かいつつある。筋は筋として通しつつも、東アジアの安定にとって極めて重要な中国と、どう信頼関係を築くかが課題となる。

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