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富田林逃走

民家宿泊で盗み続け 大量の衣服や調味料

樋田淳也容疑者=大阪府警提供

 大阪府警富田林署から逃げて加重逃走容疑で逮捕された樋田淳也(ひだ・じゅんや)容疑者(30)が逃走中、一般の民家に宿泊させてもらっていたことが、捜査関係者への取材で分かった。樋田容疑者は人気ブランドのスポーツウエアに身を包み、自転車には100点以上の生活用品を積んでいた。府警は、日本一周旅行を装って周囲に善意の支援を求めながら、食料や生活必需品を盗み続けて48日間逃走したとみている。

 樋田容疑者は8月12日夜、同署で弁護士と接見後に逃走。9月29日、山口県周南市で万引きしたとして現行犯逮捕され、府警が翌30日、加重逃走の疑いで再逮捕した。

 樋田容疑者は逮捕までの約3週間、香川県で知り合った男(44)=占有離脱物横領容疑で逮捕=と自転車旅行を続けていた。2人は自転車やリュックサックに「日本一周中」「お助けお願いします」と書いた紙などを張り、援助を求めていた。

 捜査関係者によると、男は旅行中に知り合った住民らの自宅に宿泊させてもらったり、食事の提供を受けたりしていたと警察に説明している。

 山口県周防大島町の女性(66)は9月21、22日の2回、近くの道の駅で宿泊していた2人に食事を提供した。2人と知り合った孫から頼まれ、茶がゆや卵焼きなどを手作りして渡したという。2人は27日、女性の職場を訪れ「お世話になりました」と謝意を示して立ち去った。女性は「困っている人に優しくするのは当然だが、こんな事件になって悔しい」と話す。

 一方、樋田容疑者の自転車にはケースが取り付けられ、大量の衣服や調味料、自転車の修理道具などが入っていた。サイクリングウエアの人気ブランド「7ITA」のウエアを着ていたほか、米国のアウトドアブランド「マウンテンハードウェア」のかばんも使っており、府警は大半が盗品とみて裏付けを進めている。【村田拓也、伊藤遥、土田暁彦】

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