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いじめを未然に防ぐためには=澤圭一郎

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 いじめをいかに早く見つけて対処するか。そして、いじめを未然に防ぐ環境をどう作るか。いじめ対応の要点は大きくこの二つだろう。

 文部科学省の調査では、2016年度に小中高校などで認知されたいじめ件数は32万3808件で、15年度から約9万8000件増えた。

 けんかやふざけ合いに見えても「一方的なもの」は積極的にいじめと認めるよう文科省が通知した結果という。これまで見過ごされてきたトラブルをすくい、教員らが意識することは意味がある。早く対処する基本といえる。

 いじめに対しては多様な対応を重ねていくことが重要だ。学校に限らず、小さな「いじめの芽」を大人が見つけ、子供に寄り添うことが自殺など重大な事案を防ぐことにつながる。

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