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虐待

疑い通告7年連続増 今年上半期3万7113人

警察が児童相談所に通告した人数

 警察庁は4日、親などから虐待を受けた疑いがあるとして全国の警察が今年上半期(1~6月)に児童相談所に通告した18歳未満の子どもは3万7113人に上り、昨年同期に比べ22.6%増加したと発表した。半期ごとの統計を取り始めた2011年以降最多で、7年連続の増加となった。【内橋寿明】

     同庁は、通告が増えた主な要因を「児童虐待に対する社会の関心が高まり、警察への通報が増えたため」と分析している。

     虐待の内容は、暴言を吐いたり差別したりする「心理的虐待」が2万6415人(昨年同期比23.4%増)で全体の7割を占めた。このうち6割強にあたる1万6869人(同21.7%増)は、子どもの前で配偶者らに暴行する「面前DV」だった。

     この他に「身体的虐待」は6792人(同18.7%増)▽食事を与えないなどの「育児放棄」(ネグレクト)が3795人(同25.0%増)▽「性的虐待」は111人(同14.4%増)--だった。

     事件として親などを摘発(逮捕・書類送検)した件数も過去最多の641件(同25.4%増)。うち8割は身体的虐待で、心理的虐待は明らかなけががないため事件化が難しく、摘発数の1.9%の12件にとどまった。

     事件の被害に遭った子どもは過去最多の645人(同24.3%増)で、無理心中や出産直後の殺人を含め19人(0~10歳)が死亡した。

    増加が目立つ心理的虐待の例

    ・子どもの前で配偶者らに暴行する(面前DV)

    ・子どもを無視したり、拒絶したりする

    ・暴言を吐いて子どもの心を傷つける

    ・他のきょうだいと比べ著しく差別的な扱いをする

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