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第80期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第80期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第77期名人戦A級順位戦 久保利明王将-羽生善治竜王 第14局の2

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大駒総交換

 羽生のすごさを語るのは今更感がありありなのだが、やはり語らざるを得ない。昨年度は最後に残っていた永世竜王の称号を獲得し、永世7冠という偉業を成し遂げて国民栄誉賞に輝いた。タイトル獲得は通算99期で、あと一つでタイトル100期の金字塔を打ち立てることになる。

 しかし100期目のタイトルを目前にして、名人奪還、棋聖防衛に失敗し、足踏みが続いている。羽生に残った最後の1冠・竜王位の防衛戦が11日から始まるが、100期という大記録のためにも調子を上げていきたいところだろう。

 古風な感じに思える三間飛車戦に進んだ。図の局面での前例はデータベース上で2局ヒットしたが、いずれも昭和50年代のもので、両対局者が将棋を覚えたかどうかというころに指されたものである。図の局面で羽生は1時間近い長考の末に[後]7二飛と寄った。羽生の感想戦の第一声は「飛を寄った手は変でしたか?」というものだったから、かなり迷っての着手だったのだろう。

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【第80期名人戦】

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