- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
空き家を活用した外国人向けゲストハウス「ポルタノヴァ」が1日、佐賀市唐人2に開業した。築60年を超える木造2階建て住宅をリフォームした1日1組限定の宿泊施設。総支配人の江口健二郎さん(36)は「佐賀を訪れる外国人は近年、増えている。中心市街地のにぎわいづくりにつなげたい」と話している。
市内に点在する空き家を利活用しようと、まちづくり団体「市中央大通りエリアマネジメント協議会」がゲストハウス事業者を5月に募集。2組の応募があり、将来性や経営方針を審査する公開プレゼンテーションを経て、江口さんを選んだ。
江口さんは現在、ITを使った観光動向調査やリポートを自治体などから請け負う仕事をしている。「数年前と比べると佐賀を訪れる外国人宿泊者数は3、4倍に急増している。近年はリピーターの個人旅行者も多い」と分析し、外国人観光客向けのゲストハウス開設を思い立った。将来を見据えて「まずは経営を軌道に乗せた上で、街中散策や郷土料理紹介など文化交流の拠点にしていきたい」と張り切っている。
この記事は有料記事です。
残り235文字(全文677文字)