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防衛省は、複数の護衛艦が敵の位置情報などをリアルタイムで共有する「共同交戦能力(CEC)システム」の独自開発に乗り出す。艦艇間の通信能力を向上させ、敵の情報を即時に共有することで、探知した巡航ミサイルなどを別の艦艇から迎撃できるようにする。自衛隊は米国の同種のシステムを一部で導入するが、他国のシステムに依存するリスクや、独自開発による調達費用の削減幅を検討し、日本版のシステム開発を進めることにした。
2022年度までにシステムを試作し、23年度に海上自衛隊の護衛艦に搭載し運用試験を実施する。新型イージス艦に搭載した米国型CECシステムとの一体運用も視野に入れている。
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