ワールドビジネスサテライト

30年 平成経済伝え続け 民放キー局報道番組で最長寿

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現在の「ワールドビジネスサテライト」。中央が大江麻理子キャスター=テレビ東京提供
現在の「ワールドビジネスサテライト」。中央が大江麻理子キャスター=テレビ東京提供

 テレビ東京系で放送中の報道番組「ワールドビジネスサテライト」(WBS、月~金曜午後11時)が放送開始30年を迎えた。同局によると、番組名を変えていない民放キー局の報道番組では最長寿。その歴史はほぼ「平成」の歩みと重なる。【井上知大】

キャスターは現都知事

 番組はバブル景気真っただ中の1988(昭和63)年4月にスタート。初代キャスターは小池百合子・現東京都知事だ。金融市場への関心が高まる中、当初はロンドン、ニューヨークと東京を衛星中継で結び、同時通訳で市況情報を伝えたため、この番組名になった。

 90年代に入り、バブルは崩壊。97年には4大証券の一角を占めた山一証券や都市銀行の北海道拓殖銀行が相次いで破綻した。チーフプロデューサーの野口雄史経済部長は「日本経済の絶頂で『景気はもっと良くなるぞ』という雰囲気で始まったが、実際はどんどん悪化する状況を伝えることになった」と語る。当初、マーケット情報中心だった番組は少しずつ形を変え、98年には新製品や新サービスを紹介する企画「トレンドたまご」を…

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