第87回全国盲学校弁論大会全国大会(全国盲学校長会、毎日新聞社点字毎日、毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団主催)が5日、福島市の複合施設「コラッセふくしま」で開かれた。全国7地区の代表として14~58歳の9人が出場。「視覚障がい者だから」と題して発表した大阪府立大阪南視覚支援学校高等部専攻科柔道整復科1年、阿部亮介さん(22)が優勝した。
「視覚障害者やねんから、多少融通利かせてくれや!」。スポーツ大会で耳に飛び込んできたある障害者の言葉で、阿部さんの弁論は始まる。「悔しいけれど、いつも頭の中をよぎってしまう」と、障害のためできないことがあると、自分の中にも同じ気持ちがわき上がることを吐露する一方で、「言ってしまったらおしまい。がんばればできるようなことでも、その言葉に逃げてしまう」と危険性を指摘。「周りの人の親切や優しさを当たり…
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