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Interview

永沼浩一さん(岩波新書編集長) 岩波新書80年 生き方導く教養を

創刊80年を迎える岩波新書のフェア=東京都千代田区の三省堂書店神保町本店で9月27日

 来月、岩波新書が創刊80年を迎える。これまで果たしてきた役割は何か。今、どんな課題があるのか。永沼浩一編集長(52)に聞いた。

 縦17・3センチ、横10・7センチ。重さは150~200グラム。10万字ほど。通勤・通学の電車内で読めるコンパクトさでありながら、読者が一つのテーマを体系的に理解できる。それが岩波新書だ。他国で翻訳出版される場合、重厚なハードカバーになることもある。永沼さんが「こんなに変わってしまうのか」と驚くほど。それだけ中身が濃いのだ。

 1938年11月に創刊された。前年に日中戦争が勃発。創刊の20点には『天災と国防』(寺田寅彦)、『奉天三十年(上・下)』(クリスティー、矢内原忠雄訳)など、世相がにじむ。一方で『人生論』(武者小路実篤)、『万葉秀歌(上・下)』(斎藤茂吉)も。時事的な話題をしっかり取り上げる。他方で時代を超えて読者に届くテーマをも、という方向性が80年前にあったことが分かる。

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