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第80期名人戦

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第77期名人戦A級順位戦 久保利明王将-羽生善治竜王 第14局の3

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強手を繰り出す

 飛角の総交換という大さばきに進んだ本局。図の局面は果たしてどちらがいいのだろうか。

 駒の損得では先手が2歩得。互いの玉形を比べると、壁銀の2二銀と美濃囲いの3八銀とでは明らかに先手の銀の方がいい。しかし、他の金銀の連絡具合は後手がよさそうだ。ただ先手陣の金銀はバラバラではあるものの大駒の打ち込みに備えているとも言える。控室の検討陣も難しいという言葉しか出て来ず、結局のところ難解な形勢だ。

 羽生が遊び駒の桂を活用しようと試みた図の局面で、久保の考慮中に夕食休憩に入った。飛を敵陣に打ち下ろす手や、[先]7七桂と跳ねて桂を見合わせる手も有力だが「考えているうちにいけそうな気がしました」と久保は[先]7四歩の強手を繰り出した。桂を跳ねさせ、と金による攻め合い勝ちをもくろんだのだ。進んで[先]4九同銀(途中図)の局面で「[後]8八飛と攻め合えなければおかしいですが、[先]7八銀[後]6七角…

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【第80期名人戦】

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