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西日本豪雨から6日で3カ月となったが、大規模な浸水被害があった岡山県倉敷市真備(まび)町地区でボランティアが不足している。最も多い7月15日には全国から約2300人が集まったが、9月に2回あった3連休は1日500~700人程度とピーク時の2~3割。時間の経過で関心が低下し、北海道の地震や台風など他の災害が相次いだことも影響したとみられる。一方で支援のニーズが多様化し、心のケアを担える人たちを養成する動きも出てきた。
倉敷市災害ボランティアセンターは9月半ば過ぎから、翌日に必要なボランティアの数をホームページ上に掲載する「ボランティア予報」を始めた。事前に申し込みがあったボランティアの数も明記され、不足分が分かる。ただ、これまで予報を上回る数が集まったことはほとんどない。数字を見て「足りるのでは」と現地入りを控える人もおり、台風25号の接近で5~7日は受け入れを休止するが、担当者は「実際のニーズは予報以上にあ…
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