スルガ銀行

創業家個人に69億円 金融庁が一部業務停止

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一部業務停止命令を受けた記者会見の冒頭で謝罪するスルガ銀行の有国三知男社長(手前)=東京都中央区の日銀記者クラブで2018年10月5日午後6時半、梅村直承撮影
一部業務停止命令を受けた記者会見の冒頭で謝罪するスルガ銀行の有国三知男社長(手前)=東京都中央区の日銀記者クラブで2018年10月5日午後6時半、梅村直承撮影

 金融庁は5日、シェアハウスを巡る不正融資が発覚したスルガ銀行(静岡県沼津市)に対し、新規の投資用不動産融資と一部の住宅ローンを6カ月間停止する命令を出した。スルガ銀は同日、創業家関連企業への融資額が488億円に上り、うち69億円が創業家個人へ流れたと公表。返済計画が検証されずに実行されたものもあった。金融庁は、岡野光喜・前会長(73)ら創業家による支配の中で取締役会や融資審査が形骸化し、経営管理に不備があったと指摘した。

 一部業務停止の期間は12日~4月12日で、その他の業務は通常通り行う。スルガ銀の全役員は一定期間、業務から離れ、融資や法令順守の研修を受ける。11月末までに業務改善計画書を提出することも命じた。邦銀への一部業務停止命令は、暴力団員らへの融資問題で2013年12月にみずほ銀行に出して以来。

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