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スルガ銀行に対する5日の行政処分は、岡野光喜・前会長(73)ら創業家の長年にわたる支配の下で、健全な企業統治や法令順守意識が欠落していた実態を浮き彫りにした。金融庁はシェアハウス向け不正融資に加え、創業家に関連する「ファミリー企業」への不明朗な融資も認定。一部業務停止6カ月という重い処分を下した。高い収益力で「地銀の優等生」と呼ばれたスルガ銀だが、信用は失墜し、経営立て直しの道は険しい。
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