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ノーベル賞

平和賞にムクウェゲ氏とムラド氏 性暴力糾弾

ノーベル平和賞の受賞が決まったナディア・ムラドさん=ブリュッセルで2018年5月14日、ロイター

 【ロンドン矢野純一、カイロ篠田航一】ノルウェーのノーベル賞委員会は5日、今年のノーベル平和賞を、性暴力被害者の救済に取り組んできたコンゴ民主共和国の婦人科医師、デニ・ムクウェゲ氏(63)と、過激派組織「イスラム国」(IS)に性的暴行を受けた体験を語ってきた活動家でイラクの宗教的少数派ヤジディー教徒の女性、ナディア・ムラド氏(25)の2人に授与すると発表した。アンデルセン委員長は「戦争や武力紛争の武器としての性暴力」撲滅への貢献を理由に挙げ、「戦時下の性暴力を白日の下にさらし、犯罪者への責任追及を可能にした」と2人をたたえた。

 ムクウェゲ氏は「世界のレイプの中心地」と呼ばれるほど性暴力が横行するコンゴ東部ブカブに1999年、パンジ病院を設立。民兵らに性暴力を受けた4万8000人以上の未成年を含む女性を治療し、精神的なケアにもあたってきた。

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