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今週の本棚・新刊

『鎖国前夜ラプソディ 惺窩と家康の「日本の大航海時代」』=上垣外憲一・著

 (講談社選書メチエ・1782円)

 藤原惺窩(せいか)といえば林羅山の先生で日本を堅苦しい朱子学でがんじがらめにした元祖、徳川家康といえば鎖国によって科学技術の発展を封じた狸(たぬき)おやじ。一般のイメージはそんなものだが、本当は正反対。惺窩は中国に留学したかったというのだ。

 「惺窩の学問は、仏教、道教、儒教のみならず、耶蘇(やそ)(キリスト教)に対しても開かれていた。薩摩に旅した惺窩は、そこでフィ…

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