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西日本豪雨で国の災害査定を受けるための道路や農業施設の測量・設計の人手が一部地域で足りないとして、広島県などがホームページで県外業者に協力を呼びかけている。神石高原町では被害が過去最大の525件となった上、周辺市町も被災して業者が集まらず、豪雨から3カ月経っても33%(174件)が未着手のままという。
同町は7月5~7日に396ミリの降雨があり、全域で道路や田畑が崩落するなどの被害が出た。しかし、被災した道路などの測量・設計を委託できる業者は町内に2社しかなく、うち1社は新庁舎や病院の設計を担っていたため対応できなかった。町は7月半ば、急きょ経験ある職員を担当する建設課に異動させるなど態勢を強化したが作業が追いつかず、現在も河川で27件、農地・農業用施設で147件が手つかずで残っている。県によ…
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