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米国

性的暴力疑惑のカバノー氏 最高裁判事承認へ

ブレット・カバノー氏=米ワシントンで2018年9月5日、AP

 【ワシントン鈴木一生】トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名し、性的暴力疑惑が浮上した保守派のブレット・カバノー氏(53)の人事案を巡り、米上院は5日、審議を打ち切る動議を賛成多数で可決した。米メディアによると、6日に上院本会議で最終承認されることが確実になった。最高裁の定員は9人で現在は保守派とリベラル派が4人ずつ。判事は終身制で、カバノー氏が就任すれば最高裁の保守化がしばらく続くことになる。

     上院(定員100)は与党・共和党51議席、野党・民主党49議席(無所属を含む)。賛否を明確にしていなかった共和党のフレーク、コリンズ両議員と民主党のマンチン議員の計3人が、連邦捜査局(FBI)による追加調査の結果などを受けて賛成を表明した。反対を表明している共和党の女性のマカウスキ議員を除いたとしても、賛成が50票以上になるのが確実になった。

     マンチン氏は、トランプ支持者が多い南部ウェストバージニア州選出。来月の中間選挙で改選を迎えることから、トランプ支持者の反感を買うことを恐れて賛成に回った可能性がある。

     トランプ氏は大統領選期間中から保守派の最高裁判事指名を公約にしてきた。カバノー氏が就任すれば、トランプ氏指名の保守派判事は2人目で、中間選挙に向け支持層への大きなアピールとなる。トランプ氏は5日、「カバノー氏承認に向け賛成してくれた上院議員を誇りに思う」とツイッターに投稿した。

     カバノー氏を巡っては、3人の女性が実名で性的暴力などの被害を告発した。セクハラ被害を訴える「#MeToo(私も)」運動の影響もあり、就任に反発する声は女性を中心に全米に拡大。審議が行われている上院の建物で座り込みの抗議をしていた人気女優のエイミー・シューマーさんら参加者300人以上が逮捕された。

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