インドネシア地震

住民津波知らず被害拡大  

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インドネシア・スラウェシ島中部で発生した大地震と津波で大きな被害を受けたパル市=2018年10月6日、AP
インドネシア・スラウェシ島中部で発生した大地震と津波で大きな被害を受けたパル市=2018年10月6日、AP

 【ジャカルタ武内彩】インドネシア・スラウェシ島中部で発生した大地震と津波で、最大被災地の一つ、パル市の海岸沿いの地域では、住民の津波に関する知識が不足していたことで、被害が拡大した可能性がある。過去に甚大な津波被害を受けてきたインドネシアだが、普段から備えを周知する必要性が改めて浮かび上がった。

 インドネシア当局は、9月28日午後6時2分に地震が発生した直後、テレビなどを通じて津波警報を出し、津波到達後の同6時36分に解除した。ただ、多くの住民は警報が出されたことを知らなかったと話し、地震による停電で住民に届かなかった可能性はある。

 こうした問題はあったにせよ、住民に話を聞くと、「津波という言葉すら知らなかった」との証言があるなど、津波に関する知識が日常生活に浸透していないことが分かる。

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