社会復帰

元受刑者が求人誌 出所者の就労を支援

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「やり直せる社会になれば」と話す山本晃二さん。手前は求人誌「ネクスト」と受刑者からの手紙=広島県福山市で2018年9月7日、岩崎邦宏撮影
「やり直せる社会になれば」と話す山本晃二さん。手前は求人誌「ネクスト」と受刑者からの手紙=広島県福山市で2018年9月7日、岩崎邦宏撮影

 罪を犯した人の就労を支援する求人誌を発刊する元受刑者がいる。広島県福山市で建設会社「豊生(ほうせい)」を営む山本晃二さん(40)。自身も出所後、不安を抱えながら職を得た経験から「雇ってもらえたからこそ今がある。社会復帰へ走り出せる環境を広げたい」と話す。【岩崎邦宏】

 求人誌は月刊でタイトルは「ネクスト」。今年4月に創刊した。広島県をはじめ、北海道や大阪府など各地の建設、介護会社など約40社の求人情報を掲載。500部を作り、全国の刑務所や少年院、更生保護施設など150カ所以上に郵送している。

 山本さんは横浜市出身。少年時代から非行を繰り返した。20代の頃に少年刑務所に入り、出所後に仕事を得ても長続きせず再び罪を犯し、服役は計7年に及んだ。2012年に社会復帰。子供と一緒に待ちわびていた妻(33)から「頼むから仕事を」と懇願され、知人のつてをたどり、35歳で初めて建設業界に飛び込んだ。

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