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県予選 高知商、零封で4強 土佐も逃げ切り勝利 13日に準決勝 /高知

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【高知工-土佐】一回裏土佐1死二塁、伊藤の左越え適時二塁打で井下が生還し、同点に追いつく=高知市春野町の県立春野球場で、北村栞撮影 拡大
【高知工-土佐】一回裏土佐1死二塁、伊藤の左越え適時二塁打で井下が生還し、同点に追いつく=高知市春野町の県立春野球場で、北村栞撮影

 第71回秋季四国地区高校野球大会県予選の準々決勝2試合が8日、県立春野球場(高知市春野町芳原)であり、高知商と土佐がそれぞれ勝って準決勝進出を決めた。既に準決勝進出を決めている明徳義塾、高知と合わせ、ベスト4が出そろった。

 高知商は後半、打線に火が付き、八回に4安打を集めて零封勝ちした。土佐は点を取られた回の裏で着実に点数を入れ、1点のリードを守り切った。

 13日には春野球場で準決勝2試合が行われ、勝者は秋季四国大会出場が決まる。【北村栞】

 ▽準々決勝

土佐塾

  000000000=0

  00001023×=6

高知商

 (土)濱田-馬場

 (高)赤沢、真城-山田聡

▽三塁打 上田、山田京(高)

▽二塁打 吉田(土)上田、山田聡(高)

 高知商が後半の集中打で突き放した。七回、暴投で得点圏に走者を進めると山崎の中前適時打で2点追加。八回には乗松から3者連続で安打を放った。土佐塾は一、四回の好機を生かせず、得点につなげられなかった。

高知工

  100100000=2

  20010000×=3

土佐

 (高)濱本-山田

 (土)横田-伊藤

▽二塁打 松本、加志崎(高)伊藤、竹村(土)

 土佐が高知工の反撃をしのいだ。初回、先制を許すも主軸の連続安打で逆転。四回、追いつかれると死球から得た好機で1点追加し、リードを守った。高知工は安打数で2本上回ったが、勝機であと1本が出なかった。


次は絶対、1番の覚悟 土佐塾・濱田知宏投手(2年)

力投する土佐塾の濱田知宏投手=高知市春野町の県立春野球場で、北村栞撮影 拡大
力投する土佐塾の濱田知宏投手=高知市春野町の県立春野球場で、北村栞撮影

 「全てにおいて(高知)商業が上回っていた」。試合後に口にしたのは、潔い言葉だった。

 土佐塾の濱田知宏投手(2年)は今大会、全試合を1人で投げ抜いた。持ち味は走者を背負ってからの勝負強さだ。2回戦の中村戦では走者を三塁に背負うピンチが5回あったが、本塁を踏ませたのは1度だけ。四球や暴投の後でも崩れない強心臓で、チームを勝利に導いた。

 この日の相手は今夏の甲子園でベスト16に残った強豪・高知商。初戦で2桁安打の強力打線に対し、走者を出しながらも要所を締める好投で、六回まで1失点に抑えた。流れが変わったのは七回。カウントを取りに行く変化球が捕まった。下位打線からの攻撃で2点を失い、続く八回では主軸に3連続安打を浴び、3失点。「球速も含め、全部力が足りない」と悔しさをにじませた。

 新チームになってからは「誰にも絶対に(背番号)1番は譲りたくない」と強い覚悟を持って練習に励んできた。高知商戦に挑む前も「自分なら抑えられる」と言い聞かせ、甲子園出場校相手にひるまず、立ち向かった。

 「次は絶対に抑えます」。レベルアップを誓ったエースから返ってきた最後の言葉はシンプルだが、力強かった。【北村栞】

【秋季大会2021】

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