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2030年にも1.5℃上昇 IPCC、被害明示 海面最大77センチ上昇 サンゴ大半死滅

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上空から見たツバル。地球温暖化による海面上昇で国土が水没する恐れがある=2008年3月7日、田中泰義撮影
上空から見たツバル。地球温暖化による海面上昇で国土が水没する恐れがある=2008年3月7日、田中泰義撮影

 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は8日、地球温暖化の影響で早ければ2030年にも産業革命前からの平均気温上昇が1・5度に達し、サンゴの大部分が死滅するなど地球環境の急速な悪化を予測した特別報告書を公表した。温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」で目標とした2度上昇に比べ、海面上昇のリスクにさらされる人々を1000万人ほど減らせるなど、気温上昇を1・5度に抑えることの重要性を示した。

 IPCCの第5次評価報告書などによると、化石燃料を燃やすなど人為的な温室効果ガス排出などによって、地球の平均気温は既に約1度上昇したと推測されている。韓国・仁川で6日まで開催されたIPCC総会でまとめられた報告書では、このまま温暖化が進めば2030~52年の間に1・5度を超える可能性が高いと結論付けた。気温の上昇を1・5度に抑えるために、人為的な二酸化炭素(CO2)の排出量を50年ごろには実質ゼ…

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