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平成という時代

第2部 この場所/9 衆院滋賀2区 政治改革、立役者の地元 人のつながり希薄に

武村正義さん

 稲穂が涼やかな風に揺れながら収穫の時を待っている。その脇を清流が流れ、やがて琵琶湖へ注ぐ。平成の時代、滋賀県東部のこの地は、日本の政治改革の起点の一つとなった。

 「川普請、道普請と言いましてね。滋賀では町内の主な川や道で補修が必要な時は、みんなスコップ持って出てくるんですよ」。そう語る武村正義さん(84)は同県玉緒村(現東近江市)出身。自民党を飛び出して結党した新党さきがけは、1993(平成5)年の衆院選で13議席を獲得、武村さんは日本新党などとの細川護熙・非自民連立政権樹立の立役者となった。

 「55年体制」を終わらせた政界再編は「金権政治」への反省から始まった。武村さんは74年から県知事を3期務め、86年に中選挙区制当時の滋賀県選挙区から当選、国政にデビューした。直後に政界を揺るがしたのが、88年に発覚したリクルート事件だった。

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