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ニッポンの食卓

食育の推進がいわれる一方、偏った栄養、朝食離れ、貧困など子どもを取り巻く食の現状は複雑化している。育ちの現場の今を報告する。

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ニッポンの食卓

第4部 誰と食べる?/1 作る人、食べる人 マッチング

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大きなテーブルを囲んでご飯会を始める参加者=東京都文京区千駄木3のKLASSで2018年9月5日、椋田佳代撮影
大きなテーブルを囲んでご飯会を始める参加者=東京都文京区千駄木3のKLASSで2018年9月5日、椋田佳代撮影

 ●サイトに登録、参加

 9月上旬の夜、東京都文京区のレンタルスペース「KLASS」で、20~40代の男女8人が大きなテーブルを囲んだ。調理を担当する「クック」がブリの照り焼きや水菜と豚しゃぶのサラダを完成させると、参加者である「ハイカー」はキッチンで順番に並んで自分の皿に適量をよそった。ごはん、みそ汁を含め5品が並ぶ。初めて顔を合わせる人もいたが、改まった自己紹介はないまま食事が始まった。

 家庭料理を作りたい人とみんなで食べたい人をサイト上でマッチングするサービス「キッチハイク」のご飯会。食事中は名字ではなく、サイトに登録している名前で呼び合い、これまでに参加したご飯会のエピソードや学生時代のデートスポットについてと、話題は尽きず和やかな雰囲気に終始した。食事が終わると参加者は自然と皿洗いを始めた。

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