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どうすれば安全安心

薬剤耐性菌、増加防ぐには 抗菌薬使い過ぎで悪循環

 放置すれば2050年には、世界でがんを上回る年間1000万人が死亡する--。抗生物質(抗菌薬)が効かない「薬剤耐性菌」には、こうした推定がされ、政府は16年、抗菌薬の適正使用を柱の一つにした行動計画を策定した。それから2年。抗菌薬の使用を大きく減らした診療所の取り組みを紹介する。

 耐性菌が増える原因の一つは抗菌薬の使い過ぎだ。代表例は風邪の診療。原因のほとんどがウイルスで抗菌薬は効かないのに「念のため」の処方も多いといわれる。行動計画は、幅広い細菌に効果があるマクロライド系抗菌薬などを中心に使用量の大幅削減を目指す。それを受け政府は診療指針の整備や啓発などに取り組んでいる。

 国立国際医療研究センター(東京)の「AMR(薬剤耐性)臨床リファレンスセンター」が13年以降の抗菌薬販売量を集計したところ、16年まではほぼ横ばいだったが17年は13年比で7・8%減となった。マクロライド系などの減少が目立つ。

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