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大規模災害の現場で動物の救護にあたる獣医師らの「災害派遣獣医療チーム」(VMAT)が注目されている。近畿で唯一、2017年に結成された大阪VMATは、6月の大阪北部地震が初の実践の場で、情報収集活動を行った。結成後、現場での救護はまだないが、人命救助を妨げない範囲で動物の命を救う最後のとりでとして訓練に励む。【芝村侑美】
VMATは、災害直後に被災者救助に取り組む災害派遣医療チーム「DMAT」の動物版で、13年に福岡県で初めて設立された。大阪は群馬県に次ぐ全国3番目に結成。関係者によると、他に九州各県や愛知県など少なくとも全国5県で設立準備が進められている。
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