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四国見聞録

「東洋の海上王」の故郷 高知県安芸市 岩崎弥太郎 土佐の片隅から大三菱の祖に 庭に日本列島の石組み /四国

生家近くに建つ岩崎弥太郎の銅像=高知県安芸市で、松原由佳撮影

武家町の名残「土居廓中」も近くに

 三菱グループの創始者として知られる岩崎弥太郎は現在の高知県安芸市で生まれ、「東洋の海上王」と呼ばれるほどの実業家となった。幼少期の弥太郎はどのような志を抱いていたのだろうか。弥太郎の原点を探るべく、安芸市へと向かった。【松原由佳】

 弥太郎は1834(天保5)年、井ノ口村(現・安芸市井ノ口)で、下級武士「郷士」の位を売った「地下(じげ)浪人」の長男として生まれた。しかし、江戸での遊学や藩の商会勤務を経て海運業に乗りだし、三菱グループの礎を築いた。

 弥太郎の生家が今も安芸市内にある。周囲には田んぼが広がり、右手を広げた弥太郎の銅像が人々を出迎える…

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