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平成という時代

第2部 この場所/10止 広島・呉港 軍港都市、変わる様相 反戦と基地、ジレンマ

「戦艦大和の歴史を通して、命の大切さ、戦争の悲惨さ、平和の尊さを伝えたい」と話す川西光治さん=広島県呉市の大和ミュージアムで

 戦時下の人々の暮らしを描き、この夏テレビドラマにもなった「この世界の片隅に」の原作漫画にこんな場面がある。

 「ありゃ何ですか」。物語の舞台、広島県呉市の呉港を見下ろす段々畑で、広島市から呉に嫁いだ主人公のすずが夫の周作に問いかける。「大和じゃ! よう見たってくれ。あれが東洋一の軍港で生まれた世界一の戦艦じゃ」

 街には戦前の軍港都市の面影が残る。「歴史の見える丘」からは、今は造船会社の所有となった敷地に、かつて戦艦「大和」を建造した「呉海軍工廠(こうしょう)」のドックを覆った大屋根が一望できる。1992(平成4)年、自衛隊初の国連平和維持活動(PKO)部隊がカンボジアへ出発したのも、この港からだった。

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