東日本大震災

宮城・大川小の教訓生かす 保護者と一斉帰宅訓練 静岡・牧之原市、御前崎市

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引き渡し訓練で保護者と一緒に帰宅する地頭方小学校の児童ら=静岡県牧之原市で2018年9月5日、町野幸撮影
引き渡し訓練で保護者と一緒に帰宅する地頭方小学校の児童ら=静岡県牧之原市で2018年9月5日、町野幸撮影

 東日本大震災の津波災害で児童・教職員84人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校の悲劇は、学校現場に大きな教訓を残した。南海トラフ巨大地震による津波襲来に備え、静岡県では地域一斉の訓練や防災アドバイザーの導入などに取り組んでいる。

地震15分後、最大11メートルの津波想定

 海岸からわずか約100メートル、海抜4・8メートルに校舎が建つ牧之原市の地頭方(じとうがた)小に向かって介護士の村松江利さん(37)は車を走らせた。この日は津波を想定した地域一斉の引き渡し訓練。近くの御前崎中で長男滉太さん(12)を迎え、次男大悟さん(10)が待つ小学校へ急いだ。校舎…

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