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原爆投下後の広島、新たに32カット 米などで収集

臨時救護所となった本川国民学校内の様子=1945年8月撮影、米科学アカデミー所蔵

 原爆資料館(広島市中区)は10日、米国とニュージーランドで昨年9~11月に収集した原爆投下後の広島の写真約2300点のうち、新たに確認されたカット32点を報道関係者に公開した。撮影は主に1945年8月~48年で、被爆直後の救護所のほか、被爆数年後の復興が進む街の様子などを捉えている。

     収集先は米国の科学アカデミー、ニュージーランドのアレクサンダー・ターンブル図書館など計6カ所。広島県警写真班の川本俊雄氏が写したとみられる写真、進駐軍が撮影した写真などが含まれている。

     爆心地から約410メートルにあり、臨時救護所となった旧本川国民学校の45年8月の写真では、負傷した子供や大人がぼうぜんと座っている。米軍関係者による同年秋のカットには、焼け跡に立つ少女、看板が「HIROSHIMA CITY HALL」と英語に替えられた市役所建物などが写る。また、爆心地から約1キロの旧大手町国民学校跡地にあった「大手町国民学校仮事務所」という看板は初めて写真で確認できたという。

     一方、47年の写真には人々で混雑する路面電車の様子、昭和天皇が広島を訪問した際に集まった群衆などのカットがあり、街の活気も感じられる。

     資料館はデータベースや企画展などを通じて一般公開する予定。加藤秀一副館長は「いずれも貴重な資料。被爆前後を比較し、その間に何が起こったのか想像してほしい」と話している。【寺岡俊】

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