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加害者家族

子どもにも言えず孤立 夫の罪、抱え込み

犯罪加害者家族の苦悩について語る女性=東京都内で、飯田憲撮影

 自分が罪を犯したわけでないのに誰にも相談できず、孤立を深める犯罪加害者家族。夫が性犯罪で逮捕され、平穏な生活が一変した妻(49)が取材に応じ、胸の内を語った。夫は職場を追われ、家族の溝は埋まらぬまま。「なぜ事件を起こしたのか今も分からず、同居を続けるのが苦しい」と明かした。

 「これから家宅捜索に入りたいのですが……」。2015年10月の早朝。会社員の夫を普段通り見送ると、警察から電話が入った。事情がのみ込めず、当時14~19歳の子ども4人がいない時にしてほしいとお願いした。ほどなくして、夫が30代の女性の体を触るなどし、強制わいせつの疑いで逮捕されたことを知った。

 事件は逮捕の5カ月前に起こしていた。その間、何食わぬ顔で一緒に暮らしていたことが耐え難かった。「インターネットに名前が出ていないか、確認してくれ」。警察署の接見室では、夫は家族に謝るより、職場や自分のことばかり心配した。弁護士費用や見舞金を工面するため、子どもの学資保険を解約し、親にも頼った。

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