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記者の目

「新潮45」の休刊 ネット時代の言論の場を=山口敦雄(東京学芸部)

「新潮45」の休刊が決まった日、新潮社前で抗議活動をする人たち=東京都新宿区で9月25日、山口敦雄撮影

 新潮社(東京都新宿区)は9月25日、性的少数者(LGBTなど)への差別的な表現を含む寄稿や特集を掲載し、批判を浴びた総合月刊誌「新潮45」の休刊を発表した。売り上げ増を狙い、過剰な表現や過激な差別発言をそのまま掲載した同社の判断に問題があったのはいうまでもない。

部数増強いた経営陣に問題

 しかし、同誌は部数低迷による恒常的な赤字で、前から休刊がささやかれており、極論の右寄り特集誌面で盛り返そうとして無理が生じたようだ。歴史ある総合月刊誌の現場に、部数増を強いた経営陣の判断に根本的な問題があったのではないかと思う。第2の「新潮45」が出ないよう、デジタル時代に対応した出版のあり方を考えたい。

 「新潮45」は1985年の創刊。45歳の知識層をターゲットに、当初は殺人事件や未解決事件などのノン…

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