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今さらの話だが、「慣れ」というのは恐ろしい。民主主義を維持するうえで、当然の常識とされたあらゆる規範が、うそを交えた暴言を繰り返すトランプ米大統領の言動に慣れてしまうことで緩くなってしまっているようだ。
当初は、痛烈な批判をしていた米国の知人も、「怒り」が「諦め」に変わったのか、食事をしてもトランプ大統領の話題にはあまり触れなくなった。トルコのエルドアン大統領やベネズエラのチャベス前大統領が独裁に至った経緯は、国家としての歴史や置かれた状況など前提が異なるわけで、比較をすること自体、意味がないと思うのだが、トランプ大統領の民主主義の基本、原則を無視した行動を報道で…
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