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黒武御神火御殿-三島屋変調百物語六之続

/70 第二話 姑の墓=宮部みゆき 題字・絵 藤枝リュウジ

 あれ? 何だろ。そんなお祖父(じい)ちゃんを横目で見て、お父ちゃんも何か察したような顔をしていた。

 座敷嫁を大事に囲ったままのかがり屋にも、花という花であたりが覆い尽くされる春が巡り来た。桜の咲き具合と空模様をにらみ合わせて、恒例の花見の段取りが決まる。

 当日の朝、ご馳走(ちそう)を詰め込んだ重箱を持たせて男たちを送り出し、かがり屋だけの女花見の支度を調えると、お母ちゃんはお花を呼んだ。

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