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福岡

熱々 うどん戦争 資さん攻勢 ウエスト・牧の対抗

牧のうどん、ウエスト、資さんうどんのそれぞれの特徴

 うどん発祥の地との説がある福岡や近隣県で、うどんチェーンの競争が激化しそうだ。本社がある北九州市を中心に人気の「資(すけ)さんうどん」が今後数年以内に1.5倍の60店舗体制を目指しているのに対し、「ウエスト」(本社・福岡市)や「釜揚げ牧のうどん」(同・福岡県糸島市)などが対抗する展開が予想される。【木村敦彦】

 「資さん」は1980年設立。独特の甘いだしが人気で、ぼたもちやおでんなどサイドメニューのファンも多く「北九州のソウルフード」として親しまれている。郊外型や24時間型の店舗が多く、福岡県内に40店、山口県内に2店を展開。福岡県内では24店が北九州市に集中している。

 今年3月に大手投資ファンドの傘下となったのが店舗網拡大のきっかけ。福岡銀行系のファンドからユニゾン・キャピタル(東京)に全株が譲渡され、ユニクロを展開するファーストリテイリング執行役員などを歴任した佐藤崇史氏が社長に就任した。

 これまで店がなかった筑豊地区の福岡県飯塚市内で11月に新店舗が開店。さらに、熊本や佐賀などにも進出する他、全国や海外への展開も視野に繁華街や商業施設へも出店を加速する方針となった。バックヤードの効率化などで従業員の負担を軽減し、出店増につなげていくという。

 福岡市内を中心に店舗展開する66年設立の「ウエスト」。焼き肉店や中国料理店も展開する中、うどんを提供する店舗は福岡市内をはじめ全国計131店に上る。居酒屋メニューとともにうどんを楽しめるスタイルもファンに受けている。担当者は「うどんブームが数年前からで競争は激化している。ブランド力を高めて対抗していく」としており、店舗網もさらに適宜拡大していく。

 76年設立の「釜揚げ牧のうどん」は、だしを吸った麺にファンが多く、卓上やかんでだしのつぎ足しが自由なのが魅力のチェーン店だ。資さん本拠地の北九州市には店舗はなく、同市外の福岡県内に14店、佐賀県内に3店、長崎県佐世保市に1店の計18店を構える。うち福岡市内には7店を集中させており、畑中俊弘社長は「人口が増えている福岡市を中心に勝負していきたい」と話している。

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