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「新芸」とその時代

(49)幻のホロヴィッツ来日公演

1983年に初来日したホロヴィッツ夫妻=成田空港で6月2日撮影

 「クラシック音楽界の超大物 ホロヴィッツの来日確実」。こんな特ダネ記事が読売新聞に載ったのは1975年7月4日のことだった。世界の大物音楽家が続々と日本を訪れる中、来日不可能とまでいわれていた「幻のピアニスト」、ウラディミール・ホロヴィッツ(1903~89年※04年生まれとの説もある)の来日が実現すれば、まさに「大事件」である。

 同紙が「来日確実」の根拠として挙げたのが、ホロヴィッツの妻ワンダが、マネジャーのハロルド・ショウとともに75年6月にひそかに来日していたことだ。ホールの下見や打ち合わせが目的で、ホロヴィッツ来日は76年1月から米カリフォルニア州やワシントン州シアトルへ演奏旅行した後の3~4月で、約7週間の滞在中に6回公演する、という具体的なものだった。

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