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広島の伝統文化・神楽に取り組む「大草神楽子ども研究クラブ」=三原市大和町=が西日本豪雨で衣装や道具類が浸水する被害に遭い、苦境に立たされている。被害額は約1000万円に上り、既に依頼を受けていた公演のために一部を新調したが、資金が足りない状況という。保護者らがクラウドファンディングでの支援を呼び掛け、子供たちもたる募金を行いながら活動を続けている。【小山美砂】
クラブは1978年、同町の大草小学校(当時)の児童らが結成し、今年で40周年。優雅な所作が特徴で、備後地方で約250年前から伝わる「豊田流備後神楽」の継承を目指す。現在は三原市と東広島市の小学生8人と保育園児1人が所属し、週に1度の稽古(けいこ)を行っている。
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