インドネシア地震

2週間 泥流4キロ「世の終わり」 地中に5000人 捜索打ち切り

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液状化現象による壊滅的な被害が出たバラロア地区の住宅街=中スラウェシ州パルで2018年10月12日、小泉大士撮影
液状化現象による壊滅的な被害が出たバラロア地区の住宅街=中スラウェシ州パルで2018年10月12日、小泉大士撮影

 【パル(スラウェシ島中部)小泉大士】インドネシア・スラウェシ島の地震で、液状化現象で生じた泥の流れは約4キロに及び、多数の人や家屋をのみ込んでいたことが住民らの証言で明らかになった。九死に一生を得た生存者は、想像を絶する泥流の破壊力に「なすすべがなかった」と口をそろえる。依然として5000人近い犠牲者が泥に埋まっているとみられるが、地震発生から2週間となった12日、当局は遺体の回収は困難として捜索を打ち切った。

 液状化現象が起きたのはパル市内の2地区と、隣接するシギ県ジョノオゲ村の計3カ所とされていた。だが、住民の証言を元に確認すると、ジョノオゲ村の約700メートル東側のポンベウェ村でも液状化が起き、泥流はそこから始まっていた。

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