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プラスチック危機

安価で丈夫なプラスチックは多くの製品に用いられ、20世紀半ば以降の暮らしを大きく変えた。一方で、2050年までに海に流入するプラスチックごみの総重量が、世界の海に生息する魚の総重量を超えるとの予測もあり、分解されずたまり続ける大量の廃プラスチックの問題が世界で懸念されている。「便利さ」追求の陰で広がる「危機」を現場から考える。

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プラスチック危機

プラ片、河川上流にも ITベンチャー、国内26流域調査

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 ITを利用した環境問題対策をするベンチャー企業「ピリカ」(東京都渋谷区)は12日、関東地方と関西地方の河川11本の流域26カ所中、25カ所から5ミリ以下のマイクロプラスチックなどのプラスチック片が見つかったと発表した。河川の上流でも検出され、汚染が流域全体に広がっていることが浮き彫りとなった。【椋田佳代】

 今年5~9月、関東、関西、米ニューヨークの河川や港湾計38カ所を調査。ピリカが開発したマイクロプラスチックなどの水中での浮遊量を短時間で調べる機器を使用し、水をろ過して採取した固形物の成分を分析した。

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