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第80期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第80期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第77期名人戦A級順位戦 豊島将之棋聖-佐藤康光九段 第15局の3

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向いてない手

 佐藤は桂を取らせる[後]7五同歩を選択した。

 先手は桂が取れるが、豊島は「指されてみれば大変」と優位を感じてはいない。[後]5四歩を見て、飲み物とコンビニ袋を手に対局室を出た。佐藤も3連バナナを1本もいで席を立った。両者おやつタイムのようだ。

 栄養補給を終え、豊島は[先]4五歩から歩切れを解消しにいった。佐藤は[後]5四歩には[先]2五飛を読んでおり、以下[後]5五歩[先]同飛に[後]2八角で7三桂を取られても駒を取り返し戦えると思っていた。「これに気が付いたので」と図で[後]7五同歩だったが当てがはずれた。桂損のままゆっくりした展開になると後手はつらい。

 続く[後]5五角を佐藤は悔やむ。「いやあよくなかったなあ」。打った角が逆に目標になるなど、手持ちの時より活用の幅が狭まるからだ。

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【第80期名人戦】

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